麒
麟山酒造(株)
新潟県東蒲原郡津川町大字津川字本陣場46
TEL:02549-2-3511
レポート2004.11.27 |
【蔵元概
要】
新潟県と福島県の県境に位置する津川町は深い山と「阿賀野川」とその支流である「常浪川」の豊かな自然に恵まれた小さな町です。麒麟山酒造は「麒麟山」の麓を流れる「常浪川」をはさんで目の前にあります。新潟県の中では準大手の蔵元で、従業員も50名。地元の方々との交流を大切にし、手作りに拘った酒造りを行っています。
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【「ぽたりぽたりきりんざん」を味わおう
山田宏巳氏と麒麟山を楽しむ夕べ】
昨年(2003年)に引き続き新酒第1号として発売される「ぽたりぽたりきりんざん」を味わうためのイベントが行われました。
今年は新潟県央地域を襲った7.13水害や多発した台風により農作物の収穫が心配されましたが、そんな中でも地元東蒲原の酒米は元気に育ってくれ、蔵人の技術と熱意によって美味しいお酒へと生まれ変わりました。
そして今年も東京青山リストランテ・ヒロの総料理長“山田宏巳”さんにより、昨年の新発売以来好評の「ぽたりぽたりきりんざん」をはじめ、麒麟山のお酒にマッチするメニューを作って頂き、そのお料理と清酒麒麟山とのコーディネーションを楽しんでいただくというイベントです。


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【本日のメニュー】
麒麟山と洋ナシの瞬間ソルベ
高知産フルーツトマトの冷製カッペリーニ
殻付帆立貝のオーブン焼き麒麟山の香り
五百万石で作ったきのこと麒麟山のリゾット
6時間ボイルした自家製骨付きハムを粗塩と粒マスタードで
マンゴーとパッションフルーツのパンナコッタとマチュドニア
コーヒー
受付を済ませ、会場へ入ろうとする私達を入り口で迎えてくれた山田宏巳シェフ。一人一人に自ら洋ナシの瞬間ソルベをサーブしてくれます。洋ナシの瞬間ソルベは「ぽたりぽたりきりんざん」と洋ナシの煮たものを液体窒素を使って瞬間に凍らせたシャーベットのようなカクテルです。ソルベを作る時に液体窒素を加えると、スモークが炊かれたような状態で、それを手早く混ぜてグラスに注ぎ、スプーンを添えてくれます。パフォーマンスとしても見てて楽しめる一品で、来た早々驚かされてしまいました。香りの高い洋ナシと、「ぽたりぽたりきりんざん」の純米香がマッチしていて、少し甘く滑らかでフルーティー、夢心地の味わいです。瞬間に凍らせる事で、この滑らかな舌触りが実現できたのだそう♪少しずつ舐めているだけでほほが高潮してしまいそうです。液体窒素は−197°位の温度だそうで、本当はこのメニューはデザートとして出そうと思ったらしいのですが、酔って怪我人が出ると悪いので、入場時にしたとの事でした。
そして社長のご挨拶、乾杯♪もちろん乾杯のお酒は「ぽたりぽたりきりんざん」。地元で作られた五百万石と高嶺錦で仕込んだ純米吟醸の原酒生酒です。口当たりは意外とまろやかで、スムース。しっかりした味わいと、キレがあり、余韻が楽しめます。しぼりたてのフレッシュ感と力強さも楽しめます。去年よりは旨味とフレッシュ間が前面に出てきているような印象だったけど、今年は口当たりにまろやかさがあり、旨味が若干控えめのように感じます。
その後登場したのがアツアツの焼き立て自家製パン。オリーブオイルと付けていただきます。自家製パンは2種類で、全粒粉を使った麦の香り高く素材の甘味を感じる素朴なパンと、ローズマリーとオリーブオイルの入っているパンで、本当にアツアツでおいし〜(^¬^)ローズマリーのパンは表面に岩塩が付いていて、後味がとってもローズマリーで優しい感じです。これがまた「ぽたりぽたりきりんざん」と良く合います。
次のメニューは高知産フルーツトマトの冷製カッペリーニは甘い高知産のフルーツトマトがさっぱりしていて、茹で加減は絶妙なアルデンテ。この細さをアルデンテに仕上げるのは難しいですよね。ニンニクとバジルの香りが効いていて(*^¬^*)とってもおいし―――!!
「麒麟山大吟醸辛口」とのコンビネーションは「麒麟山大吟醸辛口」の味わいがまろやかで綺麗、スムースに広がります。甘酸っぱいトマトとまろやかに馴染んでくれます。
そして殻付帆立貝のオーブン焼き麒麟山の香り。
殻付帆立貝に刺さっていたナイフを上に上げるとパイ生地がサクッと開き、中から大きな貝柱が出てきました。身がジューシーで詰まっている感じで、バターの風味がとっても優しく仕上がっています。
こちらは「ぽたりぽたりきりんざん」との組み合わせで、お酒がキリッと締まります。
五百万石で作ったきのこと麒麟山のリゾットです。五百万石は言わずと知れた新潟県の酒造好適米で、新潟地酒には欠かせないお米です。そのお米を使ってリゾットを作ってはいかがと提案をしたのは斉藤常務とか。山田シェフも新潟食を出したいという事で、試作を重ねて出来た一品です。
コシヒカリよりも大粒で、しっかりした噛み応えがあります。かといって芯があるわけではなく、山田シェフ曰くイタリアのお米に似ていて扱いやすかったそうです。チーズの風味が濃厚で、これまた(*^¬^*)
こちらは「麒麟山紅葉吟醸」との組み合わせです。「麒麟山紅葉吟醸」は吟醸酒を3年寝かせた古酒で、まろやかでスーッと馴染む味わいで、かなり綺麗な印象です。リゾットのチーズと良くマッチしています。
6時間ボイルした自家製骨付きハムを粗塩と粒マスタード添えです。マスタードの酸味が利いていて、これがまた美味!お肉自体はわりとあっさり系で、香りも控えめです。柚子ソースも香りが良く、フルーティーです。
こちらも「麒麟山紅葉吟醸」と楽しみます。まろやかな熟成した味わいと、控えめなハムの味わいがすばらしいコンビネーションです。
マンゴーとパッションフルーツのパンナコッタとマチュドニアはパッションフルーツの酸味とパンナコッタの濃厚なミルクの風味がとても良く、ストロベリーシードの粒々がまたいい感じです。
そして〆はコーヒー。もう大満足の味わいのオンパレードでした。
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【イベントを終えて・・・】
私と主人は会場一番乗りで、ちょっと早すぎたかなって恐縮しながら会場の入り口に案内されると、そこにいたのは山田シェフ。洋ナシとぽたりぽたりを使って作ったカクテルだと説明しながら自ら洋ナシのソルベをサーブし、受け取った私ににっこり笑顔。そして主人が車で来たのでアルコールは・・・と告げると「じゃあのんアルコールを作りますよ。」とそこでも笑顔で手早くノンアルコールのソルベを作ってくれました。
そして骨付きハムに至っては「こんなに大きいハムなかなか見る機会ないでしょ。」って各テーブルに切り分ける前のハムを見せに来てくれる次第。
兎に角出される料理の味わいはもちろん極上なのですが、パフォーマンスの素晴らしさや、驚きのメニュー、そして何よりお客様に喜んでいただきたいと言う気持ちがとても伝わってきました。そういうところが一流と呼ばれる所以なのかもしれませんね。
途中で「ぽたりぽたりきりんざん」の5リットルミニダルが登場し、こちらは炭酸ガスでタンクからお酒が出てくる仕組みで、更にフレッシュ間が増した味わいでした。
これらの総合したプロデュースは斉藤社長と斉藤常務で、こちらも「お客様に美味いと言わせたい」と言う気持ちが根源にあり、それが山田シェフと意気投合し、素晴らしいイベントとなったように思います。素敵な時をどうもありがとうございました!!
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【主なお
酒】
・麒麟山 伝辛 ・麒麟山 吟醸 辛口 ・麒麟山 生酒 辛口 ・常浪
・麒麟山 純米吟醸 辛口・麒麟山 大吟醸 辛口 ・麒麟山 紅葉 (もみじ) 吟醸
・ぽたりぽたり きりんざん 純米吟醸 原酒生 ・麒麟山 kagayaki daiginjo 生原酒
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